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別府地獄めぐり血の池地獄をご紹介します。

 今回は別府地獄めぐりの一つ、『血の池地獄』に行ってきました。

地獄めぐり

 地獄めぐりとは、『血の池地獄』『海地獄』『竜巻地獄』『白池地獄』『鬼石坊主地獄』『鬼山地獄』『かまど地獄』、この別府の七つの温泉湧出地”地獄”を2時間前後で巡る小旅行の事で、有名な観光ルートであり、”別府 地獄めぐり”と呼ばれています。

 この地獄めぐりの歴史は古く、江戸時代には始まっていたと記録が残っているそうです。

 また、それぞれの地獄は、見た目もかなりバラエティーに富んでおり、1つの地域にこれだけの奇景が集まったのは、源泉数・湧出量共に日本一である別府ならではで、地球上の温泉の泉質11種類中、10種類があるのだそうです。

◎血の池地獄

 『血の池地獄』とは、奈良時代に編纂された書『豊後国風土記』に赤湯泉の名で記されている、1300年以上前から存在する日本最古の天然温泉です。

 その希少性が認められ、平成21年に国の名勝に指定されました。血の池地獄を一言で表すと「赤い熱泥の池」と言えます。昔からこの赤い熱泥で皮膚病薬(現在の血の池軟膏)をつくったり、布や家の柱などの染色を行っていたそうです。

 地下の高温、高圧化で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム、などを含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まっています。

血の池地獄温泉について

泉質酸性緑ばん泉
面積約1,300㎡(420坪・840畳)
摂氏約78度
湧出量約1800kl/一日
深度約30m(粘土のため最深部不明)

引用元  血の池地獄ホームページ

 今回は、時間が無かったので、血の池地獄だけ巡りました。次回は七つ全部巡りたいと思います。

しかし、血の池地獄だけでもすごい迫力でした。それでは、ご紹介していきます。

別府血の池地獄巡り

見てください!泣く子も黙る!?鬼の顔のバスです。亀の井バスさんすごいですね。

いや、本当に、子供が小さかったら泣いていたかもしれません。ユニークなバスですね。

別府駅から、血の池地獄前まで約40分です。

路線バスの場合

・JR別府駅西口→亀の井バス2・5・24・41番鉄輪行きで20分、バス停:海地獄前 もしくは鉄輪下車、徒歩1分

・鉄輪→血の池地獄は16番のバスで血の池地獄前で下車

定期観光バスの場合

別府駅より亀の井バスが運行している定期観光バス有り。
亀の井バス 北浜バスセンター TEL:0977-23-5170
※平成30年7月1日よりネット予約または電話が必要。

亀の井バスホームページよりツノ付きあお鬼バス予約できます。


さあ 地獄の入口です。


石畳できれいに整備されていますね。

血の池地獄入園料

ここから入口です。

入って右側でチケットを買います。左手のお土産売り場を通って、血の池地獄に出ます。

開園時間 8:00~17:00(年中無休)

入園料は 大人(高校生以上)400円  小人(小・中学生)200円

ついに血の池地獄に

 あ、あかい!本当に赤くて、びっくり。血の池とは、言ったものですね。


 自然に、このような鮮やかな赤色が存在するというのは、本当に驚きます。地球の不思議のひとつですね。


温度は、78度とのこと。湯気だけ見ても、かなりの熱さが想起されます。


 底は浅く見えます。この沈殿しているのが、赤い熱泥なのでしょう。やけどじゃ済まなさそうです。

血の池軟膏

温泉が湧きだしている横で、血の池軟膏が販売されています。

血の池軟膏とは、戦前から受け継がれる血の池地獄の熱泥を使った皮膚病薬です。現在でも軍人さんが傷薬の代わりに泥を取りにきていた写真が残っているようです。

 血の池地獄の歴史は古く、記録が残っているのは明治時代から。当時は貝殻に泥を詰めて売っていました。血の池地獄園内のみの限定販売で、リピーターの多い一番売れ筋の品だそうです。

 ◇効能 湿疹、火傷、水虫、ひび、あかぎれ、しらくも、がんがさ、にきび、痔など。かゆみや殺菌にも効果有り。

 ◇成分 血の池地獄鉱泥8g、イオウ4g、モクタール4g、黄色ワセリン6g(ステロイド非使用)

 ◇用法 1日2回ないし3回本剤を幹部の大小により適宜取出し幹部に丁寧に指頭にて塗擦。軟膏は赤茶色のため、色写りに留意してください。軟膏が固くなった場合、湯煎にて温めてください。

 ◇内容量 22g

 ◇1,500円

 血の池軟膏は血の池地獄ホームページから通信販売で購入することが出来ます。


 気になるものを見つけました。「血の池地獄 爆発ヶ所!?」。かつて、爆発したんですね。温泉の威力はすごいのですね。


 裏にあるちょっとした見晴らし台から見下ろすことができます。


 遊歩道には、小さな滝もありました。

血の池地獄足湯

血の池地獄の足湯が無料で楽しめます。


 タイルの色と重なって見づらいですが、ここのお湯も赤色です。


 石材でできたテーブルと椅子も鬼です。

角があると物が置けませんし、テーブルとしての役割は半減しますね。

椅子にも指が彫ってあるところが細かいです。


 自動販売機も、緑鬼・赤鬼・青鬼です。

遊び心があって、面白いと思いですね。

血の池地獄お土産売り場

 お土産コーナーは、かなり広かったです。閉店近くだったので、ゆっくり見ることができなかった点が悔やまれます。

 鬼グッズも充実しています。さすが、地獄めぐりです。

血の池地獄駐車場

無料の駐車場(150台分)があります。

駐車場は余裕がありますよ。

血の池地獄地図


別府地獄めぐり

 今回残りの『海地獄』『竜巻地獄』『白池地獄』『鬼石坊主地獄』『鬼山地獄』『かまど地獄』 は回れませんでしたが、別府地獄めぐりの公式サイトを載せておりますので、是非ご覧ください。

別府地獄めぐり公式サイト

最後までご覧いただきありがとうございました。

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