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【レビュー】なぜ人は占いを信じるのか?そういえば…私にもあった不思議体験!

 当たる占い、直感、予感、虫の知らせなど、不思議な現象って何なのか?

 そういうのって、オカルトだったり、気のせいだったりがほとんどなんじゃないの?そう思いませんか?

 私もそう思います。しかも、私は基本的には占いは信じません(というか、見るとその結果に左右されてしまう、つまり信じてしまう自分が嫌で、最初から見ないようにしている、というのが正しい自己分析かもしれません)。

 しかし、最近、興味深い本を見つけました

 本屋さんに平積みされている「死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~」という本で、ただ単なるスピリチュアル本かと思うようなタイトルなんですが、科学者(しかも自然科学)である大学の先生が「生きることや死ぬことの意味」、「科学では説明しにくい不思議な出来事の原因」に関することを、とてもまじめに説明されている本なんです。

 人間の「生き死に」や「身の回りに起こる不思議な出来事」などというものは、科学が取扱うことではなく、どちらかと言えば宗教の領域であろうというのが、近代科学における理解であり、ましてや自然科学の領域の研究者が大真面目に論じるような題材ではないというのが、一般的な理解であるでしょうし、私もそのように考えていました。

 しかし、この本の表紙に「死は存在しない」「最先端量子科学が示す新たな仮説」という相反するような言葉が並んでいるのを見た時に、強烈な違和感を感じるとともに、とても魅かれる何かを感じたのです。

 それは何か。それは、私自身は文系の人間で、最先端の科学には、うとい人生を歩んできたのですが、中学生の時の理科の育休代替で来られた臨時の理科の先生が、自己紹介の時にこう言われたんです。

「これから理科の授業をするけれども、理科の授業とか、科学の究極の目的とは【霊魂】これを解明すること、いわゆる命とは何かを究明することなんだよ」と言われたことを思い出したのです。

 いえ、厳密に言うと「思い出した」のではなく、中学の理科の、この先生以外に、このような話をしてくれる教育者・研究者に、その後出会うことがなかったので、私の心の奥でくすぶっていたものだったのです。

 まさに、今、私が目にしているこの本は、中学生の時に抱いた疑問を解き明かす本だと強烈に感じられたのです。

 このように書くと、とても小難しい本かと思われるかもしれませんが、パラパラとめくってみると、科学者としての著者が体験した「予知」「予感」「占い」のことなどが書かれており、著者の経歴である原子力工学の博士号とは、縁が遠そうな文字が並んでいます。

 もしあなたが、下記のような疑問があるならば、ぜひ読んでみてください。

  • 占いは当たるの?
  • 人生で不思議な体験が起こる理由を知りたい
  • 死後、私たちはどうなっているのか知りたい
  • もし科学が、見えない力と関係しているなら、その科学的根拠や理論を知りたい

 ひとつひとつの中身は、私などの説明よりも著者の説明のほうがわかりやすいので、興味がある方は、ぜひ目を通されることを、強くオススメします。

 ただ、読後の結論から言うと、私は、読み終えた時に、幼い頃からずっと抱いていた「死への漠然とした恐れ」から解放されました。

 それから、自分が宇宙で起こるあらゆる営みの一部であるという風にとらえれば、とってもゆったりした余裕のある気持ちになり、不思議とおおらかな気持ちで人にやさしく接することができるよう(笑)になりました。

 そして、見えない世界を見たり感じたりすることができる人が、一定程度いるだろうなぁと納得できますし、占いは当たっても全然不思議ではないと思えるようになりました。

この記事を書いた人

パパ
早稲田大学大学院卒
地理歴史専修

不思議な現象を科学的に説明しようとしてくれる誠実な「仮説」

 さて、改めて。私が手に取った本は、田坂広志さんの「死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~」(光文社新書:2022)という本です。

 著者は、生粋の科学者・研究者でありながら、一方で、難解な文章ではなく、わかりやすい構成や表現に努めてくれているので、ストレスなくスッと頭に入ってきます。純粋な読み物としても、お手本になるような作品だと思います。

 また、本のタイトル「死は存在しない」という意味も、仮設の中で、きちんと解き明かしてあります

 少なくとも、謎が新たな謎を呼ぶような内容ではありませんし、オカルトや都市伝説みたいな、不安をあおるような作品ではありません。

 著者の考えを「仮説」としているのも、科学者が取るべき真摯な態度を貫いており好感が持てます。

 もし、身近な人が亡くなったり、自分自身が命に関わる大きな病気になったりとかの問題に、直面しているかたにとっては、一定の答えが示されているので、とても参考になると思います。

 また、ふと一人になった時に「生きるってなんだろう、死ぬって何だろう」という、答えのない不安に苛まれているかたにとっても、気持ちが楽になるのではないかと感じます。

 普段、人が生活していっている中では、生きるとか死ぬとか考えている時はあまりないけど、身近な人が亡くなったり、自分自身が命に関わる大きな病気になったときにふとこういう問題は、自分の頭の中に浮かび上がってくる、そういう程度のものでしょう。

 確かに普段の生活で、職場の人や、友人に突然こんな話をしたら一発で変な人確定ですよね。

 相手が親兄弟とか、家族であったとしても、こういう話題を日常からすると、よほどのことがない限り、家族にもしないでしょう。

 でも、本当にそのままにしていて良いのでしょうか?

不思議だなぁと思う気持ちに向き合ってみよう…

 多くの人にとっては「死ぬだの生きるだの」の問題よりも、明日の仕事のこと、どうやって子どもを保育園に送り迎えすることのほうが重要です。

 著者は、それを踏まえて、こう語りかけます。この本を手に取った人には、それ相応の動機があるはずだ、と。

 私にとっては、「中学生の時に理科の先生が言ってくれた、科学の目的とは霊魂を解明すること」という言葉に、具体的な答えを与えてくれそうだったから。そして、学生時代の友人を亡くしたこと…確かにそれ相応の動機があります。

 しかし、もっともっと根源的に考えてみれば、いや、根源的に考えるまでもなく、自分自身に問いかけてみれば「自分が生まれて死んでいく」ということに、これほど不可思議なことってないと思いませんか?

 中学生だった自分も、理科の先生の言葉をきっかけに、「あらゆる学問が、人がなぜ生きて、なぜ死ぬのか、解明するために存在しているんだぁ…」と、気づいたときに、学校の勉強がすごく身近なものに感じられたし、これから私たちが学んでいくことに、意味があるものなんだ、そこに向かって勉強してるんだと、そんな気持ちになったことを強く覚えています。

 でも、実際は、中学、高校、大学、さまざまな勉強や研究をやってきましたが、その「深淵な謎を究明」するような勉強や研究は、誰からも一切教わりませんでした。

 それどころか、霊魂やら魂みたいな話というのは、どうやら学問の世界では取り扱わないのが不文律らしく、そういうものに触れないまま大人になっていくのが近代科学とか、今の教育の態度なんだぁとわかって、この歳(40代)に至った訳です。

 つまり「生きるだの死ぬだのということ」は心の中に閉まっておくことが、オトナな態度だということであって、そういうことを話す人っていう人は…スピリチュアル好きとか、宗教関係の方とか、ちょっと近寄りがたいというか…距離を置いてしまうというか…。

 いつしか自分もそういう風に思う側になっていたと思います。

 さぁ、それで今回この「死は存在しない」科学と死という言葉が出てくる言葉が目に留まり、忘れかけていた、けどずっと疑問に思っていたと思われるテーマの本を手にしたのです。

 これは何だか道標を示してくれるかもしれない、中学校の時の、あの疑問を解き明かしてくれるかもしれない。そんな疑問が頭をよぎったのです。

 本書では、その辺りについて、かなり納得できる仮説が提示されています。

すべてのものは固まっていない「波」(波動・エネルギー)

 まず、現代科学においては、そもそも脳という物質からどのように意識が発生するのか、ということについて、答えを持っていないそうです。

 意識が物質ではないことは、素人の私にもわかります。

 一方で、最新の量子科学の研究によると、我々が目に見えている世界や物質というものは、原子レベルまで細かくみれば、固定されていないもの(波、波動、エネルギーそのもの)ということなのだそうです。

 つまり、意識も物質も、すべてのものは波動・エネルギーであるということなのです。

 宇宙は今から138億年前に誕生しましたが、誕生する前にはそこには何もなく「量子真空」だけがあったそうです。

 その量子真空が「ゆらぎ」を起こして、急激に膨張、良く知られるビッグバンが起こったとされています。

 つまり、量子真空には、このビッグバンを起こせるほどの膨大なエネルギー(とんでもないエネルギーということが想像できますね)が潜んでおり、例えば今、仮に密閉された容器を真空状態にしたとしても、その真空のなかにはとてつもないエネルギーが潜んでいるのだそうです。

 このエネルギーのことを「ゼロ・ポイント・エネルギー」というそうで、ここまでが、現代科学が認める「事実」であると著者は言います。

 そして、ここからが「仮説」となる訳ですが、この量子真空のなかには「ゼロ・ポイント・フィールド」という場があり、ここに宇宙のすべての出来事のすべての情報が「波動情報」として記録されているという仮説なのです。

 よって、私たちが何らかの方法で「ゼロ・ポイント・フィールド」につながることができるのならば、私たちも、この宇宙の過去から現在までのすべての出来事のすべての情報に触れることができる、そういう仮説です。

ゼロポイントフィールドへのアクセス方法とは!?

 では、どうすれば「ゼロ・ポイント・フィールド」につながることができるのか、それが昔から宗教的な人々や精神性を大切にする人々が修行というようなカタチで実践してきた「祈り」や「瞑想」などの心の技法を習得することであると著者は言います。

「祈り」や「瞑想」

 私のような「祈り」や「瞑想」をしたことがない人間が、普段、宇宙の意思を意識できないのは、我々が認識している意識が複数の層に分かれているからとのことです。

 心理学では「自意識」のほかに「無意識」の領域があることは良く知られていますが、この仮説によると、この無意識に、より深い領域があり、個人を超えた無意識、時空を超えた領域があると説明しており、この領域に至り「ゼロ・ポイント・フィールド」につながることにより、「予感、予知、占い的中」などの不思議な現象が発生する、と説明しています。

 全宇宙の今までのすべての出来事の記録にアクセスできる、または修行により、断片的であってもアクセスできるようなチカラを持つ人がいるのならば、「予感、予知、占い的中」などは、何ら不思議なものではないと思わずにはいれらません(そう、思いませんか?むしろ、私もそこにアクセスしてみたいとさえ、思ってしまいます)。

 これだけ、さまざまな宗教や霊能者やスピリチュアルなことを信じて、祈りやら瞑想やらにチカラを注いでいる人がいるのです。そういう人が、私たち一般人よりも、ほんの少しくらい、過去のご先祖さまから直感を得たりすることがあっても、全然、不思議な気がしなくなりました。

 私も、人生で一度だけ、目に見えない世界を実感する不思議体験をしたことがありますが、この本にであってこの仮説を知れば、不思議体験も全然、不思議な感じがしなくなるので、不思議です(笑)。

 読後には、目に見えるものだけを信じるのではなく、見えないものも当然にあるという意識になり、占いなどを信じない気持ちが、ほとんどなくなりました。

誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」

 実は、「以心伝心」、「予感」、「予知」や「占い的中」、「既婚線」や「シンクロニシティ」といった「意識の不思議な現象」は、世の中の誰もが、日常的に体験しているのだそうです。

 あなたは、これまでの人生において、次のような「不思議な体験」をしたことはありませんか?と、著者は自身の体験を踏まえて、私たちに語りかけます。

「直観」の体験

 人生の重要な決断において、理屈抜きの不思議な感が閃き、正しい決断ができた。

「以心伝心」の体験

 人間関係において、言葉を交わさなくても、また、距離が離れていても、相手の気持ちが伝わってきた。

 2人の言葉と声が重なった時、一瞬間が空いて、気恥ずかしいような何とも言いようのない感覚に陥ってしまう。あなたも会話の中で、2人が同時に同じ言葉を口にした、という経験はありませんか?

「予感」の体験

 ふとした瞬間に、未来の情景が心に浮かび、後に、それが現実となった。

「占い的中」の体験

 人生の進路や重要な選択について占いをしてもらうと、その占いの結果が当たった。

「シンクロニシティ」の体験

 何かを考えたり、求めていると、丁度、そのタイミングで、その何かに関連する情報や知識、出来事や出会いが与えられた。

「コンステレーション」の体験

 身の回りで起こった様々な出来事が、全体として、何かのメッセージを伝えているように感じ、それに従うと良い結果になった。

 これ以外にも、人生において「不思議な体験」と呼ばれるものは色々とありますが、あなたも、こうした「不思議な体験」を経験したことがあるのでは、ないでしょうか?そして、この世界には、「意識の不思議な現象」を生じる「何か」があると感じているのではないでしょうか?

私の人生で体験した「不思議体験」

 著者は、比較的直観力がある人なんだろうなぁ、と本書を読みながら考えていましたが、実はそういう不思議体験の感度が低い私も、人生で一度だけ強烈な「不思議体験」をしたことがあります。

祖父のお葬式で体験した「不思議な体験」

 それは、祖父が亡くなった時のことです。10年の長きに渡って入院・闘病していた祖父が亡くなり、いったん自宅に帰宅させてあげたいという思いで、家で納棺を行いました。親戚が集まる中、いよいよ祖父を葬儀場に送り出そうとした、そのときです。

 出発前に手分けして実家の勝手口などの戸締りをしようとして、勝手口に向かおうとしていた私の側には、叔母といとこがいました。さぁ、鍵を閉めに行こうとしたその扉(アルミサッシ3枚戸)から勢いよく動く音がして、壁に当たる音がしました。あまりの音の大きさに、側にいた私と叔母といとこは「誰か外から開けたのだろうか?」と思い、障子の向こう側の戸を見に行ったのです。

 すると、3枚戸のアルミサッシが全開になっていたのです。もちろん、部屋の外にも中にも、誰もいませんでしたし、戸締りもされていたのです。思わず、3人が顔を見合わせたのは言うまでもありません。

 何か見えざるチカラが扉を動かす、にわかに信じ難い出来事でした。しかし、と同時に、私には「あの戸」が出す「あの音」に聞き覚えがあったのです。

 生前の祖父は、仕事から帰宅すると、あの戸から入ってくるのが常でした。私たちは、扉の開く音を聴き、「おじいちゃんが仕事から帰ってきた」ことを認識していたのです。そして、その後は、障子を開けて「ただいま帰りました」と祖父が顔を出すのが日常だったのです。

 だから、普通に考えれば、ぞっとするような体験でしたが、不思議と「怖い」という感じはしませんでした。むしろ、本当に祖父が帰って来てくれて、自分の存在を強くアピールしてくれたような、そんな気持ちになりました。

 なので、この体験は、祖父だったのだろうと、今でも思っています。この1回の体験で、私は、目に見えない世界は存在するのだろうなぁ、という心構えができたように思います。

まとめ:目に見えない世界は存在する。いやむしろ、私たちも目に見えない世界の一部。

 たった一度の不思議な体験によって、目に見えない世界への抵抗が無くなっていた私ですが、今回、この田坂氏の著書に出会ったことで、「予知」「予感」「占い的中」をはじめとした不思議体験を解明する仮説を知り、また、さまざまな宗教や霊能者やスピリチュアルなことを信じて、祈りやら瞑想やらにチカラを注いでいる人がいて、そういう人が、私のような一般人よりも、ご先祖さまなどから直感を得たりすることがあっても、全然、不思議ではない気がしています

 昨年、この本に出会う前後に、私の身の回りでは、偶然の出会いで深いご縁があることに気づいた人や、一方で、深いご縁があったたいせつな友人を失ったり、なんとも「ご縁」としか言えないような出来事が続きました。喜ぶことも、悲しむことも、あったのです。また、こういう40代で健康的な不安もあったので、一回、そういう見えない世界が見える人に占ってもらうことにしたのです。

 とは言え、かなり半信半疑な部分もありました。ですから、実際に占いをお願いした方には、かなりぶしつけな質問(素朴な疑問)も尋ねさせてもらいました。

 でも、きちんと真摯に答えていただたいて、心がスッと軽くなったのも事実です。

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 よ~く考えてみるまでもなく、本当は「生きていること以上に不思議なことってない」のですが、仕事や子育てで慌ただしい毎日の中で、そんな些末なことに立ち止まっている訳にはいかないのが人生なのです。

 そして、今回、ちょっと立ち止まらざるを得ない状態になった時に、また、再スタートするために背中を押してもらえる存在が、そのような、見えない世界にアプローチできるチカラを持つ人の存在(いわゆる占い師さんとか霊能者さん)だと思います。

 もちろん、占い師さんや霊能者さんにも、ピンからキリまで、さまざまな人がいらっしゃるようです。ここの選球眼は、問われるところだと思います。

 私が、占い師さんとか霊能者さんを探すときに、気を付けたことについても、解説をしています。

 もしよかったら、そちらもご覧ください。

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