「変な家」最後の「小さい窓」その謎を解く鍵はあとがきにあり！

　「変な家」は、YouTubeで火が付き書籍化、映画化され、多くのファンを魅了してきました。

　わが家では、子どもがYouTubeで見始めたのが初見で、このYouTube動画が非常に面白かったので続きが気になり、漫画⇨小説の電子書籍を購入してしまいました。

　本作のなかで特に注目すべきポイントの一つが、来客を泊める部屋とリビングの間に設けられた「小さい窓」です。これは何のためにあるのか？

　この小さい窓の謎を解くカギは「変な家」の電子書籍版および文庫版のあとがきで詳しく言及されています。この窓がなぜ必要だったのか？そして、それが物語にどのように影響を与えるのかが語られるているのです！

変な家｜最後に言及される「窓」に関する考察とは？！

　雨穴さんのYouTube動画は「栗原さんも指摘していなかった来客を泊めるための部屋とリビングの間になぜか小さな窓が付いているのです。なぜこの窓が必要だったか。この窓を通して何を見ていたのか。真相は闇の中です。」というセリフで終わっています。

　書籍版を読んでみて驚いたのですが、YouTubeで公開されているお話だけでも十分見応えがある「変な家」ですが、書籍を読むとYouTubeで公開されている部分は、ごくわずか、序章に過ぎない…ことがわかったのです。

　そして、文庫版のあとがきには、最後の小さな窓をめぐる栗原さんの別の考察が述べられています。

　私は読んでみて、なんだかトリックを思わせるような余韻を残す終わり方だなぁと思いました。

　そう言えば、雨穴さんは阿部寛さんが好きでトリックをDVDで何度も見ていたと、インタビューで答えていました。

　ご興味があれば、ぜひ読んでみてください。本文を読んだ後、あなたはどう思われるでしょうか？

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　この機会に、雨穴さんの「変な家」を堪能し、小さい窓の謎をあなたの目で確かめてみてください。