PR

「変な家」の作者|雨穴の読み方は?何者?小説のあらすじをご紹介!

引用元 映画「変な家」公式サイト

 あなたは「変な家」の作者「雨穴」さんをご存じですか?そもそも「雨穴」ってどう読むんでしょうね?

 上の写真にあるように、白い仮面と黒の全身タイツという明らかに”普通ではない”出で立ちですが、YouTubeを見ていただくとわかるように、声は女性ともとれる可愛らしい声です。そのギャップがなんとも魅力的な人物です。

 この個性的な作者から生み出された作品「変な家」は、多くの人を惹きつけ、映画、書籍で大ヒットしています。

 では、その雨穴さんとは一体、どういう人物なのでしょうか?興味が湧いてきます。ここでは、彼の過去のインタビューなどから、その魅力に迫ってみようと思います!

雨穴の読み方は?性別は?

 そもそも、雨穴さんの「雨穴」ってどんな読み方なんでしょうか?わが家では文字だけ見れば、「あまあな?」とか言っていたのですが、まさかの音読みでした。

 「雨穴」の読み方は「うけつ」です。

 ネット上では親しみを込めて「雨穴(うけつ)さん」と呼ばれています。

 「雨穴」という名前の由来は、雨穴(うけつ)さんが憧れているウェブライター「夢顎んく」さん(これも、読めませんね。「ゆめあごんく」さん、通称「夢顎」さんと読むそうです)という方がいらっしゃるそうで、その方が「まったく関係のない漢字二文字の組み合わせ」でペンネームをつけたと聞いて、同じ方法で好きな二つの言葉(雨+穴)をくっつけて作られたのだそうです。

 そして、雨穴さんの性別は「男性」です。ボイスチェンジャーの声は、か細い女性の声に聴こえるので、私は「もしかしたら、女性かなぁ?」となんだかどんでん返しを期待していたのですが、ネット情報では男性だそうです。

雨穴さん、その仮面と声の謎とは?

 雨穴さんの特徴と言えば、その見た目も異彩を放っています。それから、女性のようなか細い声です。その点について、本人のインタビューがあったので見てみましょう。

仮面と音声変換については、当初は「黒子」の格好でやろうと思っていたのですが、黒子の衣装は意外と構造が複雑で、特に顔の部分を自作するのは難しそうだったので、その代わりに全身黒タイツでお面をかぶろうと。

世界堂でたまたま見つけた「お面の型」をそのまま使っていますが、結果的に「カオナシ」のような格好になってしまいました。

声は地声でやるのが恥ずかしくて音声変換することにしました。

引用元 PHPオンライン

 黒子と言えば、能や狂言、歌舞伎や文楽などの伝統芸能で使われますが、和装であるがゆえに、手間(とおそらく費用も…)がかかるんでしょうね。

 雨穴さんのトレードマークである仮面は、世界堂で買えるようですね。「世界堂」は、地方の人には馴染みのないお店ですが、東京新宿発祥の額縁や絵画を売る専門店で、関東を中心に展開する老舗の画材販売店とのことです。

 私も、学生時代に東京に住んでいましたが、行ったことはありません。画材販売店ですから、普通の学部の普通の学生は行かないジャンルの店だと思います。

 明らかに見た目も不思議で、文才、音楽の才能も感じられる雨穴さんは、もしかすると芸術を専攻していた…(武蔵野美術大学、多摩美術大学、日大芸術学部…)など、その方面の来歴の持ち主かも知れません。

 声については「地声では恥ずかしい」ということで、音声変換を使っているとのこと。私は、この音声変換もさまざまあるなかで、長時間耳障りにならないような、聴きやすいか細い声を選択した点も、雨穴さんのセンスの良さではないかと思っています。

 いずれにしても、雨穴さんは、これからますます注目されるでしょうから、ネット上の続報を待ちたいですね。

雨穴さんは、うさぎが好き

 雨穴さんは、SNSやインタビューで「うさぎが好き」と公言しています。

 特に、うさぎの鼻が好きとのことで、その部分を自作したとのこと。

 「うさぎが好き、特に鼻の先が好き」くらいまでは、凡人の私にも共感できますが、好きが興じて鼻の先をこれだけの大きさで自作する、というのは、雨穴さん、だいぶん、変わった人です(笑)。

 でも、これだけの大きさのものを石膏(?)で自作できるのは、やはり雨穴さんは、芸術系大学の出身ではないかと思います。

 それはともかく、オモコロに投稿されている「【工作】うさぎの鼻が好きなので巨大化してみた」はたいへん面白い動画なので、ぜひ見てみてください。笑えます(笑)

 【工作】うさぎの鼻が好きなので巨大化してみた

小さい頃は、サザンに憧れていた?

 今度は、雨穴さんの音楽的才能について見てみましょう。

子供の頃、サザンのDVDを何十回も見て「桑田さんになりたい」と思っていたのですが、成長にするにつれ自分が桑田さんとは似ても似つかない人間だと分かり、その反動でこんな感じになってしまいました。

引用元 PHPオンライン

 雨穴さんは、サザンオールスターズの桑田佳祐さんに憧れていたんですね。

 そう言えば、雨穴さんのYouTube動画に「みんなのうた」というものがあるのですが、これはサザンオールスターズの「みんなのうた」へのオマージュかもしれませんね。

 確かに、出で立ちは似ても似つかないですが、アップテンポな感じは、サザンオールスターズを目指したいという想いが感じられるような気がします…(かどうか、自分の目でお確かめください。笑)。

「オカルト」「ホラー」に「不動産」を組み合わせたのはなぜ?

 それでは、いよいよ作品「変な家」についてです。なぜ、雨穴さんが、不動産ミステリーということを思いついたかについて、語っています。

外を歩いているときに、ふと民家が目に留まり、「なんでこの家のこの部分はこんな形をしているんだろう」と不思議に思うことがあります。

私の家の近所には、二階の一部分が一か所だけ出っ張っている家があり、そこを通るたびに「変な形だな」と思っていました。

当然、なにかしら事情や都合があるのでしょうが、それは住人しか知らず、部外者は想像するしかありません。

そういうところにホラー的な要素があるのではないかと考えたのがきっかけです。

引用元 PHPオンライン

 確かに街を歩いていると、不思議な家ってありますよね。

 どのあたりに不思議さを感じるのかは人それぞれでしょうけど(そもそも、街を歩いていて、目に入るものに対して何も疑問に感じない人もいるかもしれないですが)、私は、場所(土地)やら建物やら、比較的、気になるほうですので、その点では雨穴さんに近い部類かと感じます。

 この発言を見ると、私はますます、雨穴さんは「芸術系なんだろうな」と思います。

「変な家」が生まれた、いきさつは?

 いよいよ「変な家」執筆のいきさつです。

思いつくまま色々な動画を作っていく中で、ずっと好きだったミステリーをやってみたいと考え「変な家」を投稿したところ、思いのほか評判がよく、出版社の方に声をかけていただき書籍化することになりました。

そのときの自分の持てる力をすべて使っておもしろいものを作ろうと意気込んだ本なので、とにかく一人でも多くの人に読んでもらいたい、という気持ちです。

普段あまり本を読みなれていない人にも楽しく読んでもらうために、読みやすさ、分かりやすさを意識しました。

例えば、文章に対応する間取り図を同じ見開きページに入れて、読者が間取り図を確認するために、文章を読んでいる途中に前のページに戻ることなく、読み進めることができます。また、間取り図を読めない人でも、その家の異様さが理解できるように書きました。

ですので、小さい子供が読んでくれたり、「はじめて本を読破できた」という感想を見たときはとても嬉しかったです。

引用元 PHPオンライン

 このPHPオンラインのインタビューからは、この「変な家」という作品で巡ってきたチャンスに、自分の才能とチカラのすべてを注ぎたいという、クリエイターとしての雨穴さんの並々ならぬ決意が伝わってきます。

 雨穴さんが言っているとおり、「変な家」のYouTube動画をじっくり見ていると、妙にリアルな話が次々に出てきて、印象としてはまさに本格ミステリーであり、元来、宮部みゆきさんや東野圭吾さんなどミステリー小説好きの私のほうがハマってしまいました。

 YouTubeでは朗読劇のように淡々と話が進む20分程度の動画ですが、ストーリーがしっかりしているので、ついつい引き込まれるのです。出版社が声をかける気持ちもわかります。

 わが家では、このYouTube動画が非常に面白かったので(…流行りモノに手を出すのは、ちょっと気が引けたのですが…)、ミステリー好きの悲しい性で、単行本の電子書籍を購入してしまいました。

 普段あまり本を読まない子どもたちも、3時間くらいで読破し、中学生のおにいちゃんは「漫画『火の鳥』を読んだ時に次ぐ衝撃だ!」と興奮していました。

 雨穴さんの作品は、事実と推理、そして明らかになる次の事実そしてさらなる推理…単調だし登場人物も少ないですが、横溝正史さんの描く世界のような、古い因習や慣習に縛られるオカルト的な「闇」が描かれています。

 その闇を「今も本当にあるのかも知れない…」と想像した時に感じるゾクゾク感が凄いです。そして、文章もわかりやすくしてあるので、子どもにも読みやすく物語の世界に引き込まれていると思います。それはまさに雨穴さんが意図したとおりの結果だと言えます!

 小説「変な家」は、ミステリーを愛する作家が、おもしろさ、わかりやすさを意識して作った渾身の作品なのだということが、このインタビューからも、そして実際に作品からも伝わってくるのです!

変な家|小説のあらすじは?

 では、いよいよ、その雨穴さんの渾身の作品、「変な家」とはどういう話なのでしょうか?

この物語の主人公・オカルト系フリーライターの雨穴は、人生初のマイホームを購入しようと検討している知人の柳岡さんから、ある相談を受けることから話は始まる。

間取り図をよくよく見てみると、1階のリビングと台所の間に用途不明な「謎の空間」があるのだ。

雨穴は、知り合いの設計士・栗原さんに間取り図を見てもらうと、この用途不明の空間だけではなく、この家には他にも「奇妙なポイントがたくさんある」と指摘を受ける。

2階のど真ん中に、まるで監禁部屋のような子供部屋が配置されている。

浴室とは別にシャワー室もある。

1階には必要がないはずの寝室まである。

これはいったい何なんだろうと。

栗原さんの推理では、この家は、周囲に悟られることなく殺人を遂行できる「殺し屋の仕事場」ではないかというのだ。

招いた客人を殺して、そして死体の処理まですることができる。それにはおそらく子供を利用していたのではないかと。

その推理と時を同じくして、この家の近くの雑木林で「左手首だけが切り落とされた死体が発見された」というニュースが報道される。

あの家は本当に、殺人のための装置であったのか。

近くの雑木林で見つかった死体との関連性は一体何なのか。

それは動画版では全く謎のまま終わってしまうのだが、書籍版では、雨穴のもとに届いた「あの家に心当たりがあります」という一通のメールから、オリジナルの展開が始まるのだ。

やがて第二、第三の間取り図が発見され、恐るべき真実へとたどり着いてしまう――

引用元 PHPオンライン

 ところが、実際に書籍版を見てみると、さらに驚くことに、そのかなり見応えがあった20分のYuoTubeの動画部分は、書籍版に書かれている物語全体の5分の1程度の分量なのです。

 「冒頭だけであれだけ面白かったのに…残りの本編はどれだけの展開が待っているのだろうか?!」と、私はますますミステリー魂に火を付けられてしまいました。

 もちろんその結果は、私の期待を裏切りませんでした。裏切らないどころか、物語は当初の展開から徐々に徐々に広がりつつ、深まりつつ展開していき、その物語自体の闇も深く深くなっていくのです。

小説「変な家」をお得に読む方法!

 クリエイターである雨穴さんが、自分の持てる力すべてを使っておもしろいものを作ろうという意気込みで書いた、この小説「変な家」。

 その作品は、雨穴さんの意気込みどおり、うちの子どもが3時間集中して読破してしまうほど、おもしろく、読みやすい作品に仕上がっています。

 そして、うちの子どもだけでなく、多くの人に読まれて大ヒットしていることは言うまでもありません。

 

 「変な家」の文庫版(税込770円)イーブックジャパンで70%OFFの税込231円で読むことができます。

 さらに、今、イーブックジャパンに無料会員登録すると「最大6回まで使える70%OFFクーポン」がもらえます。これを利用すれば「変な家」の小説・漫画、「変な絵」も70%OFFで読むことができます。

 ちなみに、この最大6回・70%OFFという割引率は「業界No.1」です。

 登録は無料で、数分で完了しますので、ぜひあなたも、手軽にお得に大ベストセラー小説「変な家」を、読んでみてください!

【電子書籍/コミックの品揃え世界最大級】eBookJapan(イーブックジャパン)

〈電子書籍/コミックの品揃え世界最大級〉【ebookjapan(イーブックジャパン)】

変な家の漫画を無料で読む

 変な家の漫画を無料で読むならコミック.jpがオススメです。

 今なら、コミック.jpに登録すると1,200ポイントがもらえます。この1200ポイントで変な家の漫画(電子書籍)を無料で読むことができます!

  • コミック.jpの月額コース(1,100円 / 税込)を30日間無料で体験できます。
  • 登録は3ステップで簡単!
  • いつでもすぐにキャンセル(解約)できます。
  • ※登録日を含む30日間以内に解約した場合、月額料金は発生しません。
  • >>コミック.jp無料登録ページはこちら
【コミック.jp】 1000コース

まとめ|雨穴さんはかなりオススメ!

 子どもがYouTubeで「変な家」の動画を観始めたことから、私も雨穴さんの書籍(単行本や文庫本)を手に取り、彼の作家としての魅力に完全に魅了されました。特にミステリーを楽しむ方々には、間違いなく推薦したい作品です!

 また、「ぷにぷにかぞく」が試したコストパフォーマンスの良い楽しみ方(電子書籍やオーディブル)も紹介しています。是非この方法も試してみてください。

 さらに、雨穴さんが運営するYouTubeチャンネルは「変な家」シリーズだけにとどまらず、楽器演奏や料理の動画もアップされており、その一風変わったスタイルが際立っています。見ていると、シュールな笑いに包まれつつも、どこか温かみを感じさせる独特の世界観が展開されています。

 雨穴さんは非常に多才であると感じられるので、ぜひ彼のチャンネルもチェックしてみてください。

変な家

変な家|人気の単行本がもう文庫化!文庫版との違いとは?!

 あなたは「変な家」をご存じですか?ウェブライターの雨穴(うけつ)さん原作の「ある一軒家の間取り図から推理が広がる不動産ミステリー」作品です。  今は映画化で(原作との違いなどの賛否も含め…)話題とな ...

-変な家