すずめの戸締まりダイジンの名前の由来、すずめの名前の由来は？

　すずめの戸締まりで、ダイジンという名前の白猫が出てきます。作中では、ダイジンが目撃されたというSNSのタイムラインに、ずらりと白猫の写真が並んでいます。

　その時にも「ダイジン、ダイジン」と書かれていましたよね。

　でも白猫を見ると、特にひげもなく、大臣っぽさはありませんでした。

　いったい何がダイジンなのでしょうか？

　このブログでは、ダイジンの名前の由来について解き明かそうと思います。

ダイジンの名前の由来は？

　映画では、ダイジンの画像をアップしたSNSのつぶやきから「白いおひげが昔の大臣（だいじん）みたいで超キュート。頬（ほお）ヒゲの上向きカールがマジ大臣（だいじん）」そんな投稿がいくつか続き、「#ダイジンといっしょ」というハッシュタグが発生しました。

　はじめは「そうか、白いおひげが大臣みたいだから、ダイジンなのか」と思いましたが、どこにひげがあるの？それになんか大臣っぽくないなぁと思って。

　そこでパンフレットを見てみると「大臣の名前の由来は強大な存在で重要な役割を任されているから。同時にダイジン=大神でもある」と書かれています。

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本当の由来は天照大神？！

　ダイジンの名前の由来が、天照大神（あまてらすおおみかみ）からきているとすれば。

　天照大神（あまてらすおおみかみ）は、日本神話における太陽神で、神道の中心的な神様の一人なので納得できますね。

　天照大神は、日本の神話に出てくるとっても大切な女神で太陽を司る神様です。

　彼女は日本の神様たちの中でも特に重要な位置にいて、皇室とも深い関係があります。

　天照大神は、世界に光を与える役割を持っているので、農作物がよく育つことや、平和で豊かな暮らしができることの象徴とされています。

　日本の色んな場所で天照大神を祀っている神社がありますが、その中でも伊勢神宮は特に有名で、天照大神をお祀りしている大切な場所です。

　天照大神は、日本人の心や文化にとても大きな影響を与えている特別な神様です。

　さすがに、猫をみて#大神（おおみかみ）とはならないので、大臣（ダイジン）になったのでしょうか？

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⇩ダイジンの正体や目的についてはこちらで紹介しています。

すずめの名前の由来はアメノウズメ

　さらにパンフレットには、すずめの名前の由来がアメノウズメで、天岩戸（あまのいわと）の逸話を元にしていると書かれています。

　アメノウズメ（天鈿女命、あめのうずめのみこと）は、日本神話に登場する女神で、芸能や舞踊の神様として知られています。

　彼女は特に、天岩戸（あまのいわと）の逸話で有名で、太陽神である天照大神（あまてらすおおみかみ）が怒って洞窟に閉じこもってしまい、世界中が真っ暗になりました。

　そこで、アメノウズメが考えたのが、洞窟の前で楽しいダンスを踊ること。彼女はとっても元気で面白いダンスを踊って、他の神様たちを笑わせました。

　その音を聞いて、天照大神（あまてらすおおみかみ）が「何でみんな楽しそうなの？」と思って、ちょっと洞窟の外を覗いてみました。

　そのチャンスに、アメノウズメは鏡を使って太陽の神様を完全に外に出させて、世界にまた光を取り戻しました。

　アメノウズメのこのエピソードは、彼女がどんなに困難な状況でも、明るくて賢く、元気を出す力があることを示しています。彼女は、そういう楽しいことや喜びを守ってくれる特別な神様です。

　すずめの名前にこんな由来があるなんて知りませんでした。こういう由来がある登場人物だと、改めて作品を見ると、また違う楽しみができますね。

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　読めば読むほど、深さが感じられる「すずめの戸締まり」。

　新海誠監督も「映画を見て、小説も読んでもらったら、読んでない状態と比べて2倍も3倍も楽しんでもらえる！」と、コメントしているほどです（笑）。

　ちなみに、小説版「すずめの戸締まり」はオリコン週間文庫ランキング初登場1位を獲得し、実際に大きな話題となりました。監督のコメントの効果は凄いですね。

　そんな私も読んでみましたが、小説では映画で聞き取れなかったセリフや、ダイジンの役割やすずめの感情をより深く知ることができました。子どもでも理解できるように、読みやすい文章で書かれています。

　文字が苦手という方には、漫画版（コミカライズ）もあります（全3巻ありますが、これなら1日で読み切ってしまいました！）。

　映画版、小説版、漫画版、同じ作品ですが表現が異なるだけで、それぞれ伝わり具合が違うのは本当に面白いです。あなたに合った楽しみ方で、「すずめの戸締まり」を味わってみてください！

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