PR

早稲田大学を卒業したのに就職先が決まらなかった暗黒時代の私からの応援メッセージ

 4月から企業に採用されるために大学生、大学院生、短大生、専門学校生のみなさんは、就職活動に取り組んでいるところだと思います。

 就職活動では、エントリーシートの書き方、履歴書の書き方、SPI(Synthetic Personality Inventory:総合適性検査)対策、面接対策に始まり、インターンシップ、合同企業説明会、合同企業面接会さまざまな機会を通して企業との接点を作りながら、選考をクリアしているでしょう。

 私自身も、随分前ですが、あなたと同じように新卒採用試験に臨み、今は教育機関で学生のキャリア教育に関する仕事に携わっています。その中で、内定を得て意気揚々と社会に出ていく学生さん、また、就職活動の中でなかなか思い通りに進まず、気持ちが落ち込んでしまう学生さんも見てきました。

 今、就職活動をしているあなたにとっては、目の前のエントリーシートの提出期限や面接をクリアすることに手一杯かもしれませんし、また、企業から不採用になって、気持ちが落ち込んでいるかもしれません。

 もちろん、ひとりひとり性格も学力も志望企業も異なるので個別にアドバイスすることはできませんが、そのような個人レベルではなく就職活動を俯瞰するような少し広い視点から、そういうあなたにエールを送りたいと思っています。気を楽にして読んでくださいね。

就職活動に行きづまっているあなたへ

 新卒採用(新卒一括採用)とは、大学などの学校を卒業したばかりの社会人経験がない学生(新規学卒者)をまとめて採用することを指します。毎年度同じ時期に一定数の人材を一括で採用する日本では一般的な採用方法です。

 卒業直後の4月入社を想定して、その半年前である10月1日に内定式を行う企業のニュースは、見たことがあるのではないでしょうか?

 この新卒採用は、日本全体が右肩上がりで成長していた昭和の高度経済成長期に確立された日本独自の雇用慣行であり、企業側のメリットとしては、企業の発展に必要となる労働力を簡単・確実に確保できます。

 企業は、学歴により一定の能力が保証された学生を一度に大量に採用することで簡単・確実に、将来の労働力を確保することができますが、一方で、学生は社会人経験がなく即戦力にはなりませんので、企業は学生が「一人前」の社会人になり、企業に貢献するまでの間の人材育成を引き受けるというような採用イメージと言えます。

 この新卒採用は、雇用期間が長くなるにつれて給料など待遇を上げていく「年功序列」や、ひとつの企業で定年まで勤め上げるという「終身雇用」と相まって日本独自の雇用慣行を特徴づけるものと言われています。

 一方、日本以外の国における雇用では「通年採用」「実力主義」が主流です。学生は、卒業後に即戦力が期待されるため、インターンシップに参加するなどをして在学中から社会人として通用するための自己研鑽に励む必要があります。また一方で、学校での成績が企業の採用時の評価に含まれる場合も多く、学生時代の学業にも力を入れる必要がある訳です。

 昭和の日本社会はさまざまな面で「護送船団方式」と言われ、それがある社会活動の分野では規制というカタチで自由競争を阻害するという論調で規制緩和をすべきと批判をされてきました。この新卒採用も、グローバルスタンダードとは違う、そういう旧来の日本社会の雇用慣行を引きずっていると言えるのかもしれません。

 でも、社会経験のない学生と即戦力としての社会人とを同じ舞台で競わせることは、グローバルスタンダードや自由競争の理念としてはそのとおりかもしれませんが、教育機関で学生のキャリア支援に当たる私には、そのような戦いの舞台に、社会人未経験の学生であるみなさんを送り込むことには違和感を感じざるを得ません

 そういった意味で、いまだに残り続けている新卒採用に昭和の日本社会の「護送船団方式」を見る気がしています。将来の有益な人材である学生のあなたを、オトナが護衛艦となり大事に守りながら目的地に進んで行く(育成していく)ということです。

 私がお伝えしたかったこと、それは、今はフリーランスなどさまざまな働き方がある時代です。でも、新卒という今しかできないことがあるということを知って、それを活かした就職活動に力を注いで欲しいということです。

 日本で就職活動をしていることのメリットを知っていると、日本の社会がいかに新卒採用という特別の舞台を用意してくれているのか、この舞台を大いに利用するか、そういうことを知らずにみすみす舞台に立つ機会を逃してしまうのでは、あなたの就職活動にとって大きな差になる可能性が高く、私としては、ぜひこの新卒採用という舞台をあなたのために活かして欲しいと思っています。

 もし、今、ちょっと就職活動に行きづまっているなぁ、という人もいるかもしれません。でも、あなたは今しかできないことをきちんとできています。だから、あきらめないで欲しいなぁとエールを送りたいのです。

 ちなみに、新卒採用で上手く行かずに卒業してしまったとしても、現在では就職氷河期やリーマンショックなど数々の不景気を経験した社会的教訓から、新卒から3年以内は新卒と同じように社会人経験者とは別の採用枠で就職活動を行うことができる仕組みになっています。

「失われた30年」とも言われるように、今の若い世代からは、日本社会は何かと停滞しているように見えるかもしれませんが、新卒採用を初めとした雇用・労働の分野における弱者保護については、政府(文部科学省・厚生労働省)、経済界などの協議により、過去の教訓を踏まえた制度が整えられているのです。

 このことは、逆に言えば、教育と雇用・労働という分野が、いかに社会にとって大切な問題なのかを示しているのだとも言えます。いつの時代も、若者は「宝」なのです。

就活がつらいと感じた、私の就活体験記

就職活動のつらさ

 さて、前の章では、学生のキャリア支援にも携わり、ひとりの社会人経験を持つ者として、今就職活動をしているあなたに「日本の社会は、あなたの味方だよ」というエールを送らせてもらいました(かなり「意訳」していますね!)。

 次に、ここでは、同じ新卒者として約20年前に就職活動をした仲間として、就職活動を経て実感したことなど私の体験について、お伝えしたいと思います。

 私が就職活動をしていたのは、今から約20年前。当時の日本は、のちに「就職氷河期」と呼ばれる時代でした。この世代は、ある時は「ニート世代」「再チャレンジ世代」など時の政権によりさまざまな呼び方をされましたが、今では「就職氷河期世代」と言われています。

 就職活動における「つらさ」というのは究極的には人それぞれであり、それを共有することは難しいと思っていますが、あえて「○○世代」と言われる以上、何らか世代としての共通体験のようなものがあるのだろうと思います。

 なので、できるだけ、今就職活動をしているあなたに伝わるにはどういうエピソードが良いかと考え、いくつか書いてみたいと思います。

氷河期世代の就職活動|正直泣くほどつらい経験

 就職活動をしていた当時を改めて思い出すと、いくつか印象深いエピソードがあります。

 2000年前後、当時は1990年代のバブル景気の余波が完全に消え、企業の総合職の採用が激減、多くの企業で募集人数が「若干名」となっていました。このことは、私の親世代(まさに昭和の日本の高度経済成長期に、新卒一括採用で地元の大手企業に採用)からすると、全く想像できない状態らしいです。

 私の親世代の時代では「同期入社で数百人いて、その中から当然結婚するカップルが多数出る」ような時代だったのです。彼らは就職活動で苦労するという体験が無かったので、最初の頃は私がなぜ就職活動で苦労しているのか理解してもらえませんでした。簡単に言ってしまえば「大手企業でも募集がない、極端に少なかった」ということ「就職の機会そのものが無かった」というのが、就職氷河期の特徴と言えるでしょう。

 ちなみに、両親が入社した地元の大手企業は、私が就職活動する頃はバブル期における放漫な経営により経営が悪化、別の大手企業により買収を受けて経営再建途中であり、やはり募集は「ゼロ」人でした。このようにバブル崩壊の影響を受けた多くの民間企業で、人材を募集することができる体力が無くなっていた時代でした。

 では、民間企業の募集が無いなら、公務員はどうなの?と思うかもしれません。今、公務員は安定を重んじる学生には人気があるのかもしれませんが、概して「国家公務員総合職」は長時間労働などにより非常に人気がなく、人材確保が難しいと言われています。氷河期の公務員採用は、民間企業の採用の少なさから受験者が集中、国家公務員も地方公務員も、猛烈に競争率が上昇しました。

 私も、公務員試験を受験しましたが、参考までに調べてみると当時の競争率は約20倍はあったようです(現在は約8倍)。実際の倍率もそうですが、当時、最もつらかったのは「募集が1~2名」の試験なのに試験会場に行くと数百人の受験者がいるという「無力感」でした。

 同じ競争率が10倍だったとして、「合格者は10名のうち1名です」と言われるのと「合格者は1,000名のうち100名です」と言われるのでは「勝てそう感」が違いますよね(苦笑)。このように、就職の機会が与えられなかったことが就職氷河期の悲しさだと改めて思わざるを得ません。

 私は、東京から地元に戻るための活動をしていましたが、20社以上は落とされました

 1次SPI、2次集団面接、3次個人面接、4次役員面接、最終社長面接で不採用になった時は立ち直れず、思い出しては悲しさに震える体験もしました。

 そのような経験は、私だけではありません。当時、たまたま就職活動で出会ったW大学のライバル校であるK応義塾大学の就活生と話をする機会がありました。ライバル校で同じ就活生ということもあり、お互いに少し打ち解けて話をしたところ、彼もやや自嘲気味に「30社以上から断られた」と明かしてくれました。

 九州の某大手地方銀行の説明会では、数百名の男女が集まっていましたが、その2時間弱の説明会の最後に、人事担当者が言った言葉は今も氷河期世代の新卒採用のつらさをよく示したものだと思っています。

「これで説明会を終わりますが、今回の説明は幹部候補「総合職」募集についてです。もし銀行の窓口業務をイメージしている女子学生さんは今年の窓口業務「一般職」募集はありません。系列会社で人材派遣会社を準備していますからそこに登録してください。また、今回の総合職の募集では、大学院修了者は想定していません」。

 景気が悪い時には立場の弱い人から先に切られる。これは、この企業だけではなかったのでしょう。その後、社会全体の競争的な風潮は増大し、日本では非正規雇用(派遣社員、契約社員の増加、大学院修了者の就職難)の問題が顕在化することになりました。

 また、当時は21世紀はグローバリズムの時代という論調が強く、そういう企業にとって、地方や地域を限定して就職を希望する者などは意気込みが足りない、行動力がないと見なされるような時代でした(今の地域限定正社員制度などは、本当に隔世の感があります。希望する人は、どしどし利用すべきだと思います)。そのような自由競争という旗印に背中を押された企業にとって、労働者の待遇などは二の次であったと言えると思います。

 最近はめっきり聞かなくなり、ホッとしていますが、当時はいわゆる圧迫面接を行っている企業もかなりの数ありました。私自身は当時、就活をしている友人からその話を聞いて、本当に「買い手市場」だから仕方のないことなのかと悲しい気持ちになったことを思い出します。本当に愚かな企業(人事担当者)だと思います。

 そして、その時の就職活動の厳しさ、また、就職活動時代に出会った企業や人事担当者からの影響を受けて、自分自身の就職活動の進路が最終的に定まり、今は教育関係機関で学生のキャリア教育支援を行っています。

 結果的に見れば、このような厳しい時期での就職活動であったにもかかわらず、そこで出会った人事担当者からの学びや気付きはとても大きく、私の職業選択に最も大きな影響を与えたと言えるのです。

就職活動で就活エージェントは使うべき!今の特権を活かそう!

 私の就職氷河期での体験を思い出して感じることは、新卒採用という就職活動を通じて、さまざまな企業と出会って欲しいと思います。

 そこでは、有名企業にも、企業対企業の取引しかしないような企業にも、新卒採用という名目さえあれば、会社説明会に参加することができるのです。

 もしかすると、その大学のOB・OGがいれば、会社訪問にも応じてもらえるかもしれません。これは、あなたが新卒の学生だからできることであって、あなたがどこかの企業に所属してしまったら、絶対にできません!

 また、企業がキャリア教育プログラムやインターンシップを開催しているならば、ぜひ参加を検討してください。

 私が関係しているインターンシップにおいても、学生からは「参加して本当に良かった」という声があり、企業からも「学生さんの活躍を心からお祈りしています」といった心温まるコメントが多く見られます。

 インターンシップにおいても職場体験を含め、少人数の学生に対して、かなりの多くの手間暇をかけて企業の採用担当者や現場の指導担当者は受入準備をしてくれます。特に現場の指導担当者は、通常業務を行いながら事故やトラブルが起こらないよう気を付けて学生を見てくれています。5日間以上の日程を終えて、その上での上記のコメントなのです。あなたが新卒採用だからこそ、企業の担当者たちは、本当に育てるような優しい目で見てくれていることがわかります。

 これは、私自身が私の所属でインターンシップの学生さんを受け入れる時でも同じ気持ちです。

 ぜひ、あなたは、この機会を利用して、さまざまな視点からの学びを得て欲しいと思います。

 そして、さまざまな企業のさまざまな役職の人のアドバイスを受けてください。

 それから、アドバイスという観点から言えば、もし機会があれば、照れくさいかもしれませんが、あなたの親御さんにも会社での話を尋ねてみてください。あなたの親御さんも、企業では誰かの上司や部下であり、組織の一員だと思います。きっと社会人と先輩としてあなたのためになる体験を語ってもらえると思いますよ。

 ましてや、大学の学生課やキャリアセンター、公共職業安定所(ハローワーク)、民間の職業紹介事業者(リクルート・Doda・マイナビなど)の相談機関には、就職活動に関するプロがいて、あなたをサポートしてくれます。

 もし、あなたがひとりで就職活動をしているのならば、さまざまな相談機関が収集している企業情報(求人)を見比べたり、職業相談のプロの意見を聴きながら、就職活動を進めて行くことをオススメします。

 そして、就職活動をしておく際に、絶対に知っておいて欲しいことがあります

 日本では、就職支援を行う場合は、求職者から費用を徴収してはならない仕組みになっている(職業安定法 ※)ので、安心して国の公共職業安定所(ハローワーク)や民間の有料職業紹介事業者(リクルート・Doda・マイナビなど)のをどしどし利用して、今しか得ることができない知識と見聞を広めて、魅力ある社会人になっていただきたいと思っています。

※参考 職業安定法[抜粋]

第三十二条の三(手数料)

② 有料職業紹介事業者は、~(省略)~ 求職者からは手数料を徴収してはならない。

 おすすめできる就職支援機関|国・民間(就活エージェント)いずれも費用(料金)はすべて無料!です。

【新卒応援ハローワーク】国(厚生労働省)が運営する職業安定機関

 国(厚生労働省)が運営する職業安定機関であり、公共職業安定所(ハローワーク)は全国に500か所以上あります。ハローワークは、人材を集めたいと思っている企業から採用情報を集め(求人)、仕事を探している人(求職)に企業情報を提供して、マッチング(職業紹介)をしてくれる機関です。

 そのうち「新卒応援ハローワーク」は、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や、学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなど、様々な就職支援を行っています。各都道府県に1か所以上、全国で56か所に設置しているそうです。

 新卒応援ハローワークでは、求人情報の提供、職業紹介だけでなく、新卒者等の就職支援を専門とする就職支援ナビゲーターが、担当者制で個別支援を行い、就職活動の進め方・求人の選び方の相談など、ひとりひとりの希望や困りごとに寄り添った支援が受けられます。エントリーシートや履歴書などの作成支援、模擬面接等の面接対策も受けることができますので、相談してみてください。

新卒応援ハローワーク|厚生労働省 (mhlw.go.jp): 早稲田大学を卒業したのに就職先が決まらなかった暗黒時代の私からの応援メッセージ

【就職Shop】リクルートが運営|既卒、第二新卒に強い!

 就職shopは、株式会社リクルートが運営する「正社員就職を目指す既卒・フリーター向けの就職支援サービス」です。

 登録企業数11,000社以上、利用者数も13万人を超える業界最大手の就職サービスでありながら「書類選考なし+ブラック企業の排除」を徹底しています。

 具体的な支援内容は、一人ひとりに専任のコーディネーターが付き、面談を通じてあなたの強みを客観的に把握し、職場の雰囲気や企業風土のマッチする企業を紹介してくれます。

 就職Shopの特徴に、書類選考をスキップして面接へ行けるというメリットがあります。すぐに面接に進むことができるため、未経験の転職でも内定まで効率的に行うことができます。選考対策も充実しているため、第二新卒で未経験の職種や業界への転職でも安心して利用することができるのでおすすめです。

\登録・利用すべて無料/

 

【doda(デューダ)】求人情報サービス・人材紹介サービスを提供する転職サイト!

引用元:doda公式サイト

 doda(デューダ)はパーソルキャリアが運営する大手転職サイトで、ひとつのサイトで、転職サイトとエージェントサービスの両方を利用できるのが特徴です。

 例えばリクルートの転職サービスは、リクルートエージェント(転職エージェント)、リクナビNEXT(転職サイト)と別名でサービス提供されていて、Webサイトも別々です。

 しかし、dodaの場合はひとつのサイトに統合されていて、同じアカウントで両方のサービスにアクセスすることができます。

doda求人情報サービス

 そして、オススメしたいポイントが、dodaは独自案件が多いということです。3~4万件ある非公開求人のほとんどは、dodaの独自案件となっているそうです。

 月曜・木曜日に更新される新着求人からあなたにマッチした求人の検索と応募が可能です。職種、年齢、経験を問わず、多くの人が利用することができます。

dodaエージェントサービス

 次にオススメなのは、dodaエージェントサービスです。

 dodaの専門スタッフが、あなたの希望や適性に合った求人の紹介や、転職活動のサポートをしてくれるサービスです。

  1. 人事担当者をひきつける履歴書、職務経歴書を書くための秘訣をていねいにアドバイスしてくれます。
  2. 人柄や志向、考え方など、あなたの優れた特性を推薦状や推薦時のメールにまとめ、履歴書、職務経歴書に添えて企業に応募してくれます。
  3. 面接で本来のあなたを最大限にアピールするためのノウハウをdodaの専門スタッフが直接アドバイスしてくれます。

 口コミによると担当者にもよると思いますが、リクルートエージェントに比べると駆け足感は薄めで、ゆっくり決めましょうねという感じだそうです。

\登録・利用すべて無料/

 

【キャリアチケットスカウト】

引用元:キャリアチケットスカウト

 キャリアチケットスカウトはレバレジーズ株式会社が運営している、アプリで「自己分析」や「企業からのスカウト」が受けられる、就活サポートサービスです。

 学生自身の価値観が明確になり、その価値観に共感した企業からスカウトが届きます。

 また、各種イベントも実施されているので、好きなタイミングで興味があるイベントに参加できるところも魅力です。

 テンプレートを埋めていくだけで自己分析ができるので、自分の強みや価値観を改めて知ることが出来るなど自己分析のきっかけになります。

 就活何から始めればいいのか分からない時にも、まずこのアプリを入れることでやるべきことが見えてきます。

\登録・利用すべて無料/

 

まとめ|相談機関のみんなが(私も)あなたを応援しています!

 ここでは、私の新卒時代の体験もご紹介しつつ、新卒採用についてお話ししました。世代が違っても、いや世代が違うからこそ見えてくる新卒採用の良いところに気付いてもらえたら嬉しいです。

 新卒採用における就職活動には「社会に出る前だからこそ、今しか聴けない、今しかできないこと」が含まれている、貴重な時間であることをお伝えしました。

 ぜひ、機会があれば、また機会を作ることができるならば、さまざまな企業の説明会に参加してください。新卒というのは、わかりやすく言えば、社会経験のないあなたと社会人を比べる時に、国・企業公認で「下駄をはかせてもらっている」ような状態なのです。

 就職活動にとって、こんな有利な時期はありません。経験がないことが公認なのですから、今こそ、恥をかくことを恐れずに、たくさんのさまざまな世界・業界を見て、社会人の先輩たちに質問して、自分の糧にして欲しいと思います。「学びこそが学生の本分」なのです!

 とは言うものの、採用試験は練習ではないし、思いどおりの結果にはならないものです。時には深く傷つくこともあると思います。そのような中で、あなたを助けてくれる国や国以外の相談機関が、これもまたたくさん、しかも無料で準備されています。ぜひ、困った時は、助けてもらって、あなたの失敗も成功も貴重な経験に変えて、社会人としての自信につなげて行って欲しいと思います。

 社会人の先輩である多くのオトナたちが、これから社会に巣立とうとしている学生のあなたを応援しています!ぜひ、たくさん学びながら堂々と就職活動をしてたくさんの知識と経験を得てください。

 そして、かつて就活生だった私も社会人の1人として、あなたが無事に社会人としてのスタートを切ることをお祈りしています。

-仕事