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レゴ戦車作り方|LEGO互換(OXFORD)陸自60式自走無反動砲を作りました!

 レゴ(LEGO)と互換性のあるオックスフォード(OXFORD)のミリタリーシリーズのパーツを活用して、前回は、オリジナルの10式戦車と16式機動戦闘車を作りました。

 今回は、8輪の16式機動戦闘車を作った後の余剰の部材を利用して、第2弾として自衛隊の小さめの戦車を作ってみたいと思い「60式自走無反動砲」を作ってみることにしました。ちなみに、余剰の部材の残り具合にもよりますが、できれば第3弾として「通常の砲塔を持つ自衛隊の戦車をもう一両作れたらなぁ」と思っています。

 では、早速、ご紹介していきます(若干、ハイテンション)。

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製作記 レゴ(LEGO)互換60式自走無反動砲

 まだ私が子どものころ、駐屯地祭りで見た実車も本当に小さい戦車でしたが(普通車くらいに感じた記憶があります)、その小ささをブロックで再現すべく、心掛けました。全幅はわずか8ポッチ、全長は16ポッチ、全高は5ブロック分程度しかありません。手のひらに収まるサイズになりました。

 60式自走無反動砲の実物写真を参考にしながら作っていきましたが、改めて見ると、この自走砲の特徴は「背が低いこと」だと気付きました。実物は全高1.38mしかなかったそうです。こんな小さな車体に3人も乗り、かつ前方の操縦席はぜひ密閉型にしたいので、背の低さと操縦席をいかにコンパクトに収めるかをどう共存させるかが課題になりそうです。

 もうひとつの特徴は、車体の右側に2門ある105mm無反動砲です。この砲は実車では上下に稼働します。それをどのように再現できるか。もちろん砲を最も低い位置に収めるときは、砲の上部が操縦席のハッチと同じ高さまで下がらなければいけません。小さい車体でどこまで再現できるか。手持ちの部材を確認しつつ、試行錯誤しながら組み上げました。

 車体後部から。乗員3人ですが、3人目の装填手はいったいどこに乗ったのでしょうね。そのあたりは、わからないままとりあえず立って乗ってもらっています(※「wikipedia」によると、操縦手と背中合わせに座るための簡易な椅子があった、そうです)。実車では、携行弾数は10発、車体後部の左右に4発ずつ格納したそうです。そのギミックはさすがに再現できませんでした。独特な傾斜のあるグリル状の部分は、ヒンジプレートで再現しました。

 主砲である105mm無反動砲です。そして無反動砲の上部には、照準用のスポットライフルを取り付けています。このスナイパーライフルの部材がたまたま手持ちで存在したことも、この60式を「製作できるかも!?」とピンときたひとつです。やっぱり、レゴ製作は「部材が命」ですから…。

 上部から見たところ。実は、操縦手の頭にフタをすることにいっぱいいっぱいで、車長にもキューポラがあることを全く忘れていました。砲も操縦手のキューポラも上手くいった!と思っていたのに…。苦肉の策で思いついたのが、現在の形です。車長用の席は、砲と一緒に上下すること、それから確か完全な密閉ではなかった、という記憶を軸に、最初から「頭を出した」状態としています。

 車体右側から。

 車体右前方から。やはり装備させたい「つるはし」も取り付けています。

上部から。幅が8ポッチしかないことがわかっていただけると思います。この自走砲の特徴は、左右非対称のデザインです。車体右側に主砲、左側に操縦席があります。全幅8ポッチのうち、左右の履帯を除くと車体に使えるのは4ポッチしかありません。しかも操縦席は左ハンドルですから、左に寄せる必要があります。ミニフィグの肩幅まで入れると4ポッチありますので、それを4ポッチしかない車体で左寄せすることは理論的には不可能です。

 操縦席、フタが閉まっていますが、ちゃんとこの中にはミニフィグが収まっていますよ。

 それでは、実車の特徴でもある無反動砲の上下機構を見てみましょう。上昇前です。

 上昇後です。3ブロック分くらいは上昇したでしょうか?この上下機構も、操縦席と主砲を作りながら「ヒンジプレートが4つ(2セット)あるから、なんとかなるかも!」と思いついたものです。

 上昇後です。なんだか急に強そうな印象の自走砲になりましたね。上下機構について、私は、あまりこういうギミック的なものは作ったことがなかったのですが、結果的には、これは上手くいったと思っています。

 上昇前です。正面から。ちなみに、先ほどお話しした操縦手の姿が見えると思います。

 上昇後。ちなみに、操縦手であるミニフィグの肩幅、明らかに履帯と干渉する位置にありますよね。どうなっていると思われますか?(ダミーで首だけ、とかというオチではありません。ちゃんと座ってますよ)。

 車体、右側から。先ほどの操縦手の左肩と腕をどうやって収めているのか、という問いに関する答えです。この画像をよ~く見ていただくとうっすら答えが見えるかもしれません。実は、操縦手の左側の壁を「省略」しているのです。履帯の裏に隠れていることを良いことに、最低限の壁しか作らず、それでミニフィグのスペースを確保したのです。

 上昇後、後方から。

 上昇後、右側から。

レゴ(LEGO)互換60式自走無反動砲を偽装する!

 少し実戦の雰囲気を出すために、レゴ(LEGO)純正品の草で偽装してみました。

 60式は普通科の対戦車部隊に配置されていたのだと思いますので、普通科隊員を乗せて(載せて?)みました。ちょっと、ベトナム戦争の時のM50オントス自走無反動砲みたいなワイルドさが出たように思います(妄想)。

 偽装と跨乗歩兵で、ぐっと雰囲気が変わりますね。でも、車体が小さいので、足がはみ出て落ちそうです。

 よく見ると、操縦席のハッチも開放されています。

 乗せれるところには乗せた、という感じです。歩くよりは良いですね。

 車体後部から。

 車体左側から。

 60式らしい、なかなか良い角度です。操縦手も見えてます。

レゴ(LEGO)互換60式自走無反動砲 ジオラマ風にしてみました!

 掩体壕から砲を上に伸ばします。

 照準を急げ!

 後ろには立つなよ!(無反動砲は、射撃による反動を無くすために、ものすごいバックブラストが発生するのだそうです。なので、後ろに立つことは命の危険を伴うとの話を聞いたことがあります)。

バーン!(イメージ)

 次の発射のために、装填手が弾を運びます。

 次弾、装填急げ!

こんな感じです。いかがでしたでしょうか。ちょっと草やミニフィグ、土のう(これはレゴではなくオックスフォードの小物です)などの小物を追加するだけでも、グッとジオラマっぽく仕上がりますね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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-レゴ(LEGO)